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プレスリリース
2007年11月27日
厚ブレードにおける先端形状の崩れを抑制する新開発ハブブレード「ZHCRシリーズ」を開発
株式会社ディスコ(本社:東京都大田区、社長:溝呂木斉)は、電子機器の小型化・高機能化の進行に伴い、多様化する加工ニーズに応えるため、新たなダイシングブレード「ZHCRシリーズ」を開発しました。
なお、本製品は12月に開催されるSEMICON Japan 2007に出展します。
開発の背景
近年、極薄ブレードのニーズが高まる一方で、ストリート上のTEGの除去などで60µmを越える厚さのブレードが求められるアプリケーションも存在しています。
こうした厚いブレードでのダイシングでは、ブレードの先端形状の崩れから起こる特有の問題を抱えているケースがあります。ZHCRシリーズはこの形状崩れを解決するために開発された、新しいハブブレードです。
ブレード先端形状の推移イメージ
<従来シリーズの厚いブレード>
厚いブレードでは、中央部の切り粉は排出しづらくなる
中央部に残った切り粉は、ブレードの中央部を徐々に削っていく
加工を増すと、中央部が極端に削り取られて、異常な形状になる
細くなった外側部は、加工負荷に耐えられなくなり、欠け落ち、チッピングなどの異常を発生させる
<ZHCRシリーズ>
特殊なブレードの構造にすることで、中央部だけが摩耗する現象を抑制します。
これにより、初期の先端形状を維持しながら加工を行う為、安定したプロセスが実現できます。
先端形状の崩れが引き起こす問題点
先端形状の崩れが引き起こす問題は様々ですが、主な問題点として以下が挙げられます。
・
カーフの広がり
・
ステップカット2軸の曲がりや破損
・
チッピングの増大
カーフの広がり
ステップカット2軸の曲がりや破損
チッピングの増大
製品の特徴
ZHCRシリーズは、ディスコ独自の技術により特殊なブレード構造を実現、60µmを越えるような厚いブレードの先端形状崩れを抑制し、安定した加工プロセスを提供します。
以下のような、先端形状の崩れが発生しやすい加工で真価を発揮します。
・
60µmを越える厚いブレードを使用する加工
・
ストリート上にTEGが多いウェーハの加工
*1
・
レーザグルービング後のブレードダイシング
*2
*1
TEGに接する部分のみでブレードの摩耗が進行し、ブレードの先端形状の崩れが発生しやすい。
*2
レーザグルービングプロセス(以下、図参照)において、グルービング後のダイシングによるフルカット工程(Z1ブレード)において、ストリート中央部分にパターンが残っているため、偏摩耗(または中凹状態)が発生しやすい。
レーザグルービングプロセス
今後の計画
2007年12月
SEMICON Japan 2007 出展
2008年1月
サンプル受注開始
お問い合わせ先
本件に関するお問い合わせは以下の連絡先までお願いいたします。
株式会社ディスコ
経営企画本部
広報企画グループ 広報企画チーム
Phone: 03-4590-1090 Fax: 03-4590-1094
2012年
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