企業の存在意義

1997年に制定した当社の企業理念である「DISCO VALUES」では、ディスコが社会において果たそうとする役割、つまり社会的使命(Mission)と、このMissionの実現に向けて確実に前進していくために、目標とする企業像(Target)を明らかにしています。

Mission

高度なKiru ・Kezuru ・Migaku 技術によって
遠い科学を身近な快適につなぐ

Target

わたしたちの技術とサービスが国際的標準となり、
世界各地で喜ばれるようになる

企業活動すべてを一級のものとし
わたしたちの存在が社会・ステークホルダーから
歓迎されるようになる

当社は、「高度なKiru・Kezuru・Migaku技術」をビジネステーマとして定め、「切る」、「削る」、「磨く」という3つの技術領域から逸脱することなく、これらの技術をより使いやすい形にして社会に提供し続けることにより、人々の暮らしの豊かさや快適さに帰結させていくことを自らの社会的使命(Mission)としています。また当社では、一般的に企業の成長とされる売上やシェア、規模の拡大などは成長と捉えず、Missionの実現性が向上することや、「従業員」「顧客」「株主」などのステークホルダーとの価値交換性が向上したかどうか、つまり昨年よりも今年、当社がより社会に役立ったかどうかを「成長」と定義しています。ゆえに、サステナビリティは1997年の「DISCO VALUES」制定以来、追求してきた当社の存在意義そのものであると考えています。
2002年には、日常の企業活動・業務を行う上で、役員・従業員を含む当社の構成員が、上記のMission、Target等に沿った行動や判断ができるように、200を超える、より具体的なステートメントをマネジメント ガイドラインズとして追加しました。そして、今日に至るまで、構成員が「DISCO VALUES」を理解し、日々実践・実現出来るように全社的な研修や職場単位での勉強会等を通じた浸透活動を継続的に実施しています。

「DISCO VISION 2020」とステークホルダー

「DISCO VALUES」のMissionの実現を目指す上での中長期のマイルストーンとして「DISCO VISION 2020」を策定しています。この「DISCO VISION 2020」は、事業、組織、企業文化等、企業を構成する主要な要素からの観点と、当社を取り巻く各ステークホルダー(「従業員」「顧客」「株主」「取引先」「地域社会」)との関係性という観点から、当社の2020年度末において実現したい到達点を定義しています。
1つの到達点としては、企業として、どんな環境でも生き抜く卓越した生命力を持ち、多くのステークホルダーにとって、「甲斐」のある企業、つまりステークホルダーが当社と関係を持つ「理由」が明確に存在する状態を目指しています。各ステークホルダーに対する取り組みや目指す姿の概要は下記のとおりです。

  1. 従業員
    働きがいを向上させ従業員満足度を高めるための活動
    当社が社会の一員としてステークホルダーとの価値交換性を高めるためには、まず、それらステークホルダーに直接働きかける従業員の満足度を高めることが重要と考えています。
  2. 顧客
    「Kiru・Kezuru・Migakuのことならまず、そしてやはりディスコ」と言っていただけるようにCS(顧客満足度)を高めるための活動
  3. 株主
    誠実かつ良質なガバナンスの実現と継続性向上、そして、当社の経営におけるあり方等について理解・賛同いただくための活動
  4. 取引先(サプライヤー)
    互いの関係性を向上させ当社と気持ちよく取引していただくための活動
  5. 地域社会
    歓迎される存在であり続けるために適切な双方向コミュニケーションを円滑にするための活動
  6. 環境
    当社の「環境ビジョン2020」に定める、「CO2削減」「省資源活動」「汚染予防」「生物多様性の保全」に関する活動
DISCO VISION 2020」とステークホルダー

「DISCO VALUES」マネジメント ガイドラインズ(抜粋)

ステートメントの一部をご紹介いたします。

経営全般

  • DISCO VALUESは世界中のディスコと共有する
  • ディスコの経営はステークホルダーオリエンティッドである。「透明性の高いガバナンス」は絶対条件である
  • いかに顧客、従業員、株主などのステークホルダーと常に良好な関係を保つかは、経営の重要なテーマである。
    ディスコと各ステークホルダーとの価値交換性の向上が、各々において確認されている状態を維持することが、その答えとなる
  • ディスコはすべてにおいてフェアである
  • ディスコは正々堂々と歩む。そのためにはネガティブなものを生む土壌をつくらない、寄せ付けない、蓋をしない経営を行なう
  • ディスコの企業活動においては、いかなる人権無視も許さない
  • 環境と健康、安全(EHS)への配慮は全企業活動に共通する考えである
  • リスク管理は本来ステークホルダーを守るためのものである。ディスコはリスク管理を徹底する
  • 良い組織は人を育てる
  • リコールを避けたり、隠したりすることはステークホルダーを裏切る行為であり、誰にもメリットをもたらさない
  • ディスコと従業員とは価値交換する関係にある。互いにより良い価値交換の実現を目指す。人事や人事制度もその考えに基づく
  • 機会は均等に。結果は貢献に基づいて公平に
  • 組織経営が事業経営を支えている。経営者は組織経営のプロフェッショナルでなくてはならない
  • DISCO VALUESの実践は経営の重要な役割である。 DISCO VALUESを念頭に置かない経営などディスコの経営とは言えない
  • 原理原則を大切にする、絶えず目的や原点を確認する。何よりも本質を重視する。こういう当たり前のことを忘れた時、組織に危険が忍び寄る
  • DISCO VALUESを無視して結果を出しても評価しない
  • ディスコにおいて「正しくあること」は大切なことである。情に流されず、雰囲気に飲まれず「正しさ」を主張する。たとえば「和より正義を重視する」こともその一つである
  • 「お客様が安心して取引できる会社にする」
    「私たち従業員が安心して働ける会社にする」
    事業継続管理(BCM)の目指す姿である
  • いかなる外乱があろうとも、ディスコは事業を継続する。これはステークホルダーの安心につながる

人的資源

  • 個々の能力は他との有機的な関わりによって、より大きな力になる
  • 個性や能力の発揮は社員自らの意思にかかっている。ディスコはその意思や意欲を応援したい
  • ディスコはディスコの一員としてふさわしい人が、いつまでも活躍できる環境を整えていく
  • 人生観・家族観など、個人としての価値観は様ざまである。企業も個人もそういった個の領域においては互いに干渉しない
  • ディスコは性別、年齢、国籍、人種、宗教、学歴など、その人の属性を評価の基準としない

商品

  • アプリケーション、製品、サービスがすべてそろってこそ、ディスコの「商品」である
  • アフターサービスやクレームは、顧客の新たなニーズを見つけ出すチャンスである

創る

  • ディスコは「やってみること」のすごさを忘れない

造る

  • ディスコには、一級の製品を安定的に顧客に提供する責任がある

  • 「金」はミッションを実現するための手段であって目的ではない
  • ディスコは、DISCO VALUESに則らない「金」は求めない
  • ディスコは事業から生まれる「金」と「良質な投資金」以外に依存しない
  • 利益は価値の再生産に投資する。ステークホルダーへの還元もその考えに基づく
  • お金をきれいにするのも、汚くするのも人次第である。ディスコの「金」は、いわゆる「うまい話」とは無縁である
  • 投機的投資・運用は決して行なわない。ディスコの投資とは成長につながる投資のみである

買う

  • 「買う」は、ディスコの商品を良質化させることのできる重要な機能である
  • サプライヤーに対して、情報は平等に、選択は公正に、支払いはきれいに行なうことがディスコの「買う」である
  • ディスコとサプライヤーとは対等の立場である。ディスコの業務に携わるパートナーとして敬意を持って接する。ディスコの「買う」から悪いイメージは決して生まれてはならない
  • 条件が同じであれば、環境や人権などに配慮している「より社会性の高い企業」からの、あるいはディスコの立地する地域社会からの購入を優先する
  • 「買う」にあたっては、仕入れ製品だけでなくそのサプライヤーの実態を的確に把握する必要がある

売る

  • 「売る」とは、ディスコと顧客における最適な価値交換を行なうことである
  • ディスコの「売る」は、モノそのものではなく、ディスコとの取引によってもたらされる価値を販売するのである

組織

  • 「組織」の質は、構成員の質によって決定される。ディスコの「組織」は、良質の構成員によって構成される
  • 人体同様に、有機的に機能する「組織」をつくるには、絶えず有機化を促進するリーダーシップが必要である
  • エスカレーションは、組織の真の実力を引き出すための義務である

社会との関係づくり

  • 社会の中の良き市民であることが、ディスコにおける「社会との関係づくり」の基本である
  • 社会とディスコとの関係は、日々意識し、良い関係の維持に努める

企業文化

  • ディスコ文化の核はDISCO VALUESである
  • 良質な「企業文化」こそ、組織に長期にわたって活力を与える源泉である

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