当社は、半導体生産に不可欠な製品を生産している「半導体製造装置メーカー」であり、顧客である半導体メーカーの生産継続を支える立場です。半導体は、医療機器をはじめとするさまざまな製品に用いられていることからコロナ禍においても事業継続が求められる事業者に半導体工場が指定され、サプライチェーンにおいて重要な事業者もその対象に含まれています。
(厚生労働省:新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針)
こういった状況を鑑み当社では、半導体生産に必須な製品(消耗品である精密加工ツールおよび精密加工装置など)の製造を継続しております。
それら製品の製造、検査、出荷等の作業は、リモートでは難しく、現場での作業が不可欠になります。また、日々高度化する顧客要望に対応するための製品開発も、実機での検証なくして成立しません。そのため当社では、従業員の体調管理、感染防止策を厳重に実施した上、製造・開発関連部門の出社を推奨しています。
当社では、営業部門や間接部門においても同様の感染防止策を講じた上で、出社を推奨しています。これには「製品製造」「技術開発」を維持すること以外の目的があります。
当社では「良質な企業文化の共有」「従業員同士の関係の質」「改善を続ける力」という、従業員同士が有機的にかかわってこそ醸成される無形の財産を大切にしており、それらが当社の強さの源泉になっていると考えています。
リモートワークが短期間であれば、それら強さへの影響は少ないのかもしれません。しかし、長期間続けることにより、フェイスtoフェイスで築いてきた信頼関係は徐々に希薄になり、良質なひらめきのきっかけとなる何気ない雑談の機会が減り、一体感をもって仕事を改善・進化させていく力が日に日に薄れてしまうと考えています。
当社本社の正式名称は「本社・R&Dセンター」であり、メーカーの屋台骨である研究開発部門と、営業部門、間接部門が従来より同じ建物に勤務しています。これもやはり、部門をまたいだ社員同士の生の交流こそが、会社の一体感を生み出し、それが強い会社の足場固めになると信じているからです。
世の中はツールが進化して、モニターを介したコミュニケーションをストレス少なくおこなうことができる状況です。当社においてもそういったツールを自社開発するなどして活用しておりますが、やはりモニター越しに得られる情報は無機質なものでもあり、人間の表情の温度感や話し合いの場の空気感などは、フェイスtoフェイスでのコミュニケーションに勝るものはないと考えています。
このように、「半導体関連の製品供給」という社会的使命を全うし続ける力を絶やさないために、出社推奨の方針を大切にしています。
出社推奨にあたっては、社員が感染リスクを感じることが無く安全な出社ができるよう、社内における感染防止策を徹底するだけでなく、公共交通機関を利用しない出社を実現するためのサポートにも全力で取り組んできました。その結果、国内外ディスコグループ全体で感染者数を少ないレベルに抑えることができており、国内の当社従業員の感染率は、日本の平均感染率のおよそ1/6となっています(2021年6月23日現在)。
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