ベストを超え続け
装置の心臓部をつくる
モータ開発
2014年 中途入社
その他理系
ディスコ製品向けのモータ設計を担当しています。 装置の心臓部とも言える加工点にて精密加工ツールを高速回転させるためのモータで、要求基準が厳しいため内製で開発を手掛けています。 モータは世界の電力消費の半分近くを占めるという試算があるくらい、現代社会には欠かせない部品です。 ダイシングソー用モータは、エアースピンドルという、空気で軸を浮かせて回転させる仕組みで、緻密に計算された空気の流れでステンレスの軸を1分間に3万~8万回転させます。 設計対象は機械部品で構成もシンプルですが、目に見えない電流や磁界も要素に含まれるので、理論的な計算や計測機器での実証を繰り返しながら理解を深めていく必要があり、見た目以上に深淵な世界が広がっています。
世界最高精度の精密加工装置においては、モータも特殊な回転トルク、サイズ、発熱抑制、磁界制御などが必要とされます。 モータをつくるメーカーは数多く存在しますが、ディスコの装置はオーダーメイドかつ多品種少量の生産で、モータも機種ごとに異なることから、他社が開発・製造するのは簡単ではありません。 ディスコでは30年以上前までは購入品を使用していましたが、更なる精度向上を図るために内製に切り替えた歴史があります。 ディスコの長野事業所は前身がモータを開発製造する会社であり、モータというルーツがあってこそ今の長野事業所があるとも言えます。
新製品の開発サイクルが速く、装置に合わせて最適なモータを開発するので案件の数はとにかく多いです。 性能向上や新機能搭載などで常に進化し続けているディスコの装置内には、進化に応じて増加した部品やユニットがひしめき合っています。 そのため限られたスペースでより性能の良いモータに仕上げる必要があり、取り掛かる段階で既に難しい状態の案件も少なくありません。 材料、構造、コイルの巻き方などでブレークスルーを繰り返しているので、自己ベストを日々更新していくような感覚です。 責任感を持って加工精度に直結する重要部品を担い、試行錯誤して乗り越えた経験から得られる成長実感が大きなやりがいに繋がっています。
前職では光学機器の設計をしていて、レンズの大きさや複数レンズ間の焦点距離を調整して狙った像を映し出す条件調整をしていました。 限られた要素の中で、理想的な条件を模索するという点は今と共通しているかもしれません。 前職の仕事も面白かったのですが、開発案件の数が先細りしている状況だったので、このままでは技術者としての経験値が積めなくなるのではないかという危機感がありました。 技術者として成長するためには、若いうちから多くの案件をこなし、制約なく時間を使えることが必要だと考え、たとえ分野違いでもそういった環境を探しました。 私は茅野市出身で、趣味の山登りやスノーボードができる地元の豊かな自然にも愛着があったので、この地域にいながら仕事に没頭できる今の環境に飛びつき今に至ります。 首都圏には難易度が高くやりがいのある仕事がいくらでもあるかもしれませんが、地方都市でここまでやり抜く仕事ができるところは他に無いんじゃないかと思っています。
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