広島事業所・桑畑工場は、生物多様性保全活動の一環で、呉市立郷原中学校ほか地域住民・団体によるホタル育成プロジェクトに2019年より参加しています。ディスコは生徒たちが孵化させた幼虫を預かり、育成する役割を担っており、その育成の歩みを同校の課外授業などで報告しています。
2022年は中学校の文化祭にて、ホタル育成プロジェクトの活動報告を兼ねて、成長したホタルを展示しました。先生や生徒だけでなく生徒のご家族、地域の皆様にも、活動を知って頂ける良い機会となりました。
今後も地域の皆様との関係を深めながら、環境保全に取り組んでいきます。
2021年2月、広島事業所メンバーの有志18名が桑畑工場周辺の歩道・歩道脇のクリーン活動を行いました。新型コロナウイルス対策のため、全員がマスクを着用し会話を最小限に抑え、手袋着用・トング利用により直接ゴミに触れないよう作業しました。約90分間で集めたゴミの量は合計35.5 kgで、可能なものはリサイクルに回しています。自分たちが日常においてできること・すべきことを再認識する良い機会となりました。
2022年8月には、茅野市長峰中学校の生徒7名を茅野工場に招き、職場体験会を実施しました。参加生徒に、ディスコの沿革や製品などを穴あき形式のクイズを交えながら紹介し、地元の製造業がどのように社会貢献しているかを学んでもらいました。また、職種別の職場スケジュールや、社員インタビューの動画を通じて社会人になったときのイメージを深めてもらう授業をおこないました。
「ディスコのことが知れて良かった」「社員インタビューの“学生時代にやっておけば良かったこと”で“目標に向けて一生懸命頑張ること”と言っていたので、僕も一生懸命やることを大切にしたい」などの感想がありました。今後も地域の子供たちの育成の場を提供していきます。
有志の従業員によるゴミ拾い「クリーンウォーク」を毎年実施し、事業所敷地外周の美化に努めています。2022年度は34人が参加し、チーム対抗のバトル形式で拾ったゴミの量を競うというゲーム要素を取り入れた結果、可燃・不燃合わせて約125 Lのゴミを拾うことができました。 普段接する機会のない他部門メンバーや、工場へ生産支援にきていた他拠点メンバーも参加することで、従業員同士の関係性も向上しました。
2021年11月、タイの現地法人DISCO HI-TEC (THAILAND) CO., LTD.は、オフィス最寄りの医療機関へフェイスシールド300枚を寄贈しました。これは、新型コロナの感染拡大で医療従事者向けの防護具が不足していることを知った社員の発案で実施されたものです。現場ですぐに使えるようにと、フェイスシールドは社員有志が組み立てたうえで寄贈しています。
組み立て作業はリモート会議システムを繋いでおこないました。医療従事者への感謝やコロナの早期収束への願いなど、コロナ前はオフィスで同じ時間を過ごしていた仲間と思いを一つにしながら作業することで、絆をさらに深めることができました。「普段通う病院に貢献できて誇らしい」「感謝の言葉を頂き、嬉しかった」。この活動で得たものを心に刻み、これからも地域の一員としてできることを実践していきます。
2020年12月、シンガポールの現地法人DISCO HI-TEC (SINGAPORE) PTE LTDでは福祉施設への食料寄付活動を実施しました。
この活動は「新型コロナウイルス感染症が拡大する中でも、何か地域社会に貢献できることはないか」との思いから社員有志が企画した物です。缶詰やインスタント食品など保存食を、活動に賛同した86名の従業員から集めました。それを自分たちで仕分けてバランスよくセットにまとめ、合計186セット分を近隣の福祉施設へ寄付しました。
台湾の現地法人DISCO HI-TEC TAIWAN CO., LTD.(DHT)では、2018年度より海岸清掃活動を実施しています。この活動は、ダイビングを楽しむ従業員の『ゴミだらけの海岸をキレイにしたい』という想いからスタートしました。2022年度はDHTの従業員とその家族、さらにディスコのお客様も参加し、延べ21名で活動しました。
参加メンバーが驚いたのは、海洋ゴミのほとんどがプラスチックであったことと、その量の多かったことです。この経験から、エコバッグの積極的な利用やプラスチック製ストローの使用中止など、日常生活において“自分たちがすぐできる環境配慮”を意識して行動するようになりました。
最終更新日:2023年06月28日