半導体製造装置メーカー・株式会社ディスコ(本社:東京都大田区、社長:関家一馬)は、多様化する後工程プロセスに対応したレーザソー「DFL7162」「DFL7363」「DFL7563」の3機種を開発しました。
これら装置はSEMICON Japan 2025(12/17-19 東京ビッグサイト)に出展する予定です。
半導体ウェーハを切断・分割するダイシングプロセスでは、1970年代以降、砥石(ブレード)を用いるブレードダイシングが主流となっています。しかし2000年代に入り、機械的強度の低い絶縁膜(Low-k膜)を有するロジックデバイスや、ウェーハ上に微細な構造物を形成する MEMS デバイスなど、加工が難しいデバイスが登場しました。こういった加工に対し、補完する手法として、レーザによるダイシングプロセスの採用が増加しています。
多様化する半導体デバイス、またその製造プロセスに対応するため「DFL7162」「DFL7363」「DFL7563」の3機種のレーザソーを開発しました。
Φ300mm対応 アブレーション方式レーザソー
テストカット:受付中 / 販売開始:2027年4月予定
Φ300mm対応 ステルスダイシング™対応レーザソー
テストカット:担当までお問い合わせください / 販売開始:2026年度下期
Φ300mm対応 アブレーション方式レーザソー
テストカット:受付中 / 販売開始:2026年1月予定
※オプションで搭載
株式会社ディスコについて
当社は、半導体や電子部品の製造に使用されるダイシングソーやグラインダなどの精密加工装置、および装置に取り付けて使用する精密加工ツールを提供する「半導体製造装置メーカー」です。これら製品に加え、装置とツールの利用技術の提供によりお客様の最適な加工結果を追求してきた結果、国内外のデバイスメーカーおよび半導体受託製造企業などに広く、当社製品・加工技術が採用されています。
詳細については、ウェブサイトwww.disco.co.jpをご覧ください。
株式会社ディスコ 広報室